埋没法の術式|サフォクリニックの特徴
01|何点で止めるののか
埋没法は1点留めから5点留めくらいまで行うことが可能です。
二重ラインの自然さと緩みにくさ、腫れを考えると、3点留めがお勧めになります。
02|埋没法の術式(挙筋法と瞼板法)について
埋没法は基本的に挙筋法(きょきんほう)で行います。
挙筋法は、まぶたの皮膚と裏側にある挙筋というところを糸で止めて二重にする方法です。糸が瞼板を通らないので、眼球に傷つけたりすることがなく安全な方法です。
また挙筋法は開眼に連動するため、よりパッチリとした仕上がりになるお勧めの方法です。
ただし、挙筋法の手術手技は難易度が高くなり自然に腫れにくく行うには正確な手術手技と工夫が必要です。また幅が狭いラインには適さない場合もあります。
瞼板法(けんばんほう)は、まぶたの皮膚と裏側にある瞼板というところを糸で止めて二重にする方法です。 瞼板法は腫れにくいのですが、ダメージによって変形のリスクがあるため、現在の埋没法の主流は挙筋法となりました。
03|結び目の位置
基本は表側に結び目が出来るように行います。
理由はラインの変更や抜糸が可能だからです。煩雑なループや、結び目が裏側に出来る場合、抜糸が困難になります。
手軽さが埋没法の特徴である以上、抜糸が困難な方法はあまり行いたくないと考えます。
表側に結び目を作ると、目をつぶった際に糸の結び目が目立つと心配されますが、目立ちにくくなるような工夫を行っておりますので心配いりません。
これらの要素を考えて埋没法の術式を決定していくとわかりやすいと思います。
埋没法の術後の腫れに関して
術後の腫れに関しては、皆様心配されることです。残念ながら腫れない埋没法・術式はありません。
腫れに関しては以下の要素がそれぞれ関係します。
- 元々の状態 :瞼が厚い・重い(一重の原因が強い)状態の方は腫れやすいです。
- 二重ラインの高さ :幅広二重は腫れやすくなります。
- 術式の差 :同じ術式であっても細かい部分で患者様の状態にあった微調整は重要で、経験とセンスが問われます。
- 術者のスキル :例え腫れにくい術式であっても結果は変わります。
- 手術道具 :針の太さ・糸の種類・注射針の太さ
- 腫れ留め・アフターケア :サプリメント・漢方・LEDライト
- 生活習慣
埋没法症例写真
二重埋没法(挙筋法3点留め)
※二重埋没法手術の経過・リスク・可能性として
- 腫れ・内出血・浮腫
- 左右差・埋没部の傷跡・凹み(ディンプル)
- 中糸の露出・シスト形成
- 血腫・感染
- 重瞼ラインの弛み
- 埋没糸の弛みや瞼板損傷による眼球へのダメージ
- 期待される効果・結果・満足度の個人差
等があげられます。
埋没法の価格
施術内容 | 料金 | ||
---|---|---|---|
二重 埋没法(挙筋法) | 1点留め | 片側 ¥44,000 | 両側 ¥63,800 |
2点留め | 片側 ¥104,500 | 両側 ¥170,500 | |
3点留め | 片側 ¥137,500 | 両側 ¥203,500 | |
4点留め | 片側 ¥170,500 | 両側 ¥236,500 |