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さて、こちらのキャンペーンに関連しまして…
本日は、知らず知らずのうちに出来てしまっている表情ジワについて書いていきます。
表情ジワ
筋肉の動きに連動して生じるシワです。
顔には表情筋という表情を表す数種類の筋肉があります。
表情筋が動く事で、表情筋の上にある皮膚にゆがみが生じ、波打つ状態になりシワとなります。
若い頃は表情を作った時にだけシワが出来ますが、年齢を重ねると元の状態に戻らなくなります。
表情ジワの出来やすい部位
☑額
額の表情筋は、縦向きに走っています。
目を見開く、眉毛を上げるなど…
額の筋肉を大きく動かす表情を続けていると、横に深いしわが刻まれてしまいます。
面積が広い部分の為、しわが出来ると目立ちます。
老けて見えたり、不機嫌に見られたり印象を左右することもあります❕❕
☑目尻
笑った時に現れる目尻のシワは、カラスの足跡とも呼ばれます。
『目は口ほどにものを言う』というように目は表情豊かな部分です。
目の周りの筋肉はよく動くため、疲労が溜まり易い部分でもあります。
疲労が蓄積されると血流が悪くなり、皮膚の新陳代謝がスムーズに行われず、目元にシワが出来やすくなります。
最近ではスマホやPCの画面を長時間見ることによる眼精疲労も増えているので注意が必要です。
☑眉間
目に近く、想像以上によく動いている眉間は表情ジワが出来やすい部分です。
眉間の縦じわは老けた印象になるだけでなく、不機嫌に見られてしまいます。
目を細めて文字を見る、ストレスで眉間に力を入れるといった何気ない表情の癖が原因となり、いつの間にか縦じわが刻まれてしまったという方が多いようです。
☑顎
顎に梅干しのようなシワが出来るのは、下唇から顎へ延びる頤（おとがい）筋によるものです。
これは下唇を閉じるときに使う筋肉で口を閉じているときには使いません。
しかし、顎のシワが出来る方は、口を閉じているときにも下唇に余分な力が加わっています。
表情の癖もありますが上あごが出ている、下あごが後退している、歯並びが悪い、といった方にも多く見られます。
表情ジワの原因
⚡肌の弾力低下
顔には数十種類の表情筋があり、それらが収縮・弛緩することで表情が生まれます。
若い頃は表情を戻せば自然にシワが消える方が多いのですが、年齢を重ねるごとにシワが残った状態になってしまう方が増えていきます。
原因は、皮膚のハリや弾力・潤いを担う真皮層のコラーゲンやエラスチン・ヒアルロン酸が、加齢や紫外線の影響によって減少し、皮膚を支えきれなくなってしまうためです。
⚡表情の癖
無意識に繰り返している表情によってシワが刻まれてしまうので、口を大きく開けて笑う、しかめっ面をする、眉毛を上げる、目を見開くなどの癖がある方は注意が必要です。
しかし、表情ジワにならないように無表情でいればいいかといえばそうではありません。
筋肉は動かさないと次第に衰えていくため、適度に表情筋を動かすことは大切です。
表情ジワの改善
表情の意識
表情ジワは、表情筋のある場所に作られます。
✅額は前頭筋
✅眉間は皺眉(しゅうび)筋
✅目尻は眼輪筋
✅顎は頤（おとがい）筋
常に顔の筋肉を動かす癖があるとシワが現れやすくなります。
笑顔を作るときに無理に顔に力をいれると筋肉が必要以上に働き、シワが寄ってしまいます。
笑顔だけでなく、しかめっ面などでも、顔の筋肉は無理に働き、肌にストレスがかかっていることが少なくありません。
表情を作らないようにということではなく、無理な表情をしていないかに意識をむけ、自然な表情を心がけることが大切です✨
真皮層の水分量を保つ
皮膚の真皮層の機能低下によっても表情ジワは起こります。
コラーゲンやエラスチンの減少を抑えるために紫外線に気をつけ、外出時は日焼け止めを塗りましょう。
また、乾燥を避けるため化粧水・美容液・乳液等で丁寧にスキンケアをし、皮膚の弾力と潤いを保つように心がけることも必要です。
さらに生活習慣の乱れで肌がストレスを受けないように気をつけましょう。
クリニックで治療
💉ボトックス注射
ボトックスは神経伝達物質のアセチルコリンの分泌を抑え、緊張している筋肉に働きかける作用があります。
表情ジワの原因となる表情筋の過剰な筋肉の収縮を抑え、シワを軽減します。
シワが深く刻まれる前に出来る予防の治療でもあるのです。
💉ヒアルロン酸注射
保水力のあるヒアルロン酸が皮膚のボリュームを増加させ、シワを埋めたり、溝を盛り上げたりすることができます。
表情ジワは対処しなければ決して改善されません。
是非お気軽にご相談下さいませ。
記事監修医師プロフィール
サフォクリニック副院長/美容外科美容皮膚科医
白壁 聖亜
経歴
- 2007帝京大学医学部 卒業
- 2010湘南鎌倉総合病院形成美容外科勤務
- 2019シロノクリニック非常勤勤務
- 2020サフォクリニック理事就任
- 2022サフォクリニック副院長就任
所属学会・資格
- 日本形成外科学会専門医
- 日本形成外科学会会員
- 日本美容外科学会（JSAPS）会員
- 国際美容外科学会（ISAPS）会員
- 日本レーザー医学会会員