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アイクリームって必要?何を選べばいいの?

皆さま、こんにちは。
ナースWです。

マスクで目元のみ見える生活をしていると
目のたるみやクマ、しわが気になってきませんか?
私はシミ、クマが気になり、改善するためにアイクリームを使用し始めました。

しかし選ぶ段階で、思いもよらぬ壁が・・
種類が多すぎてどれを選んだらよいか分からないのです。

一般的にアイクリームはエイジングケア用として販売されることが多いですが、アイクリームの効果はそれだけではありません。
配合成分によって多様な使い方ができるため、しわがまだ気にならない若い世代も利用した方が良いものもあります。

アイクリームでどのような美容効果が得られるのか、効果別に美容成分の紹介もしていきます。

血流の改善
血行不良が原因でクマができている場合は、血の流れを良くする成分が入っているものが効果的です。

✨イチョウエキス
毛細血管を強化する「フラボノイド」が含まれています。
抗酸化作用にも優れているため、サプリメントにも用いられている成分です。

✨ビタミンK
赤ら顔やニキビ跡にも有効です。手術後の傷を目立たなくするために使用することもあります。

✨ビタミンE誘導体(トコフェロール)
血管を拡張させる働きがあります。「若返りのビタミン」とも呼ばれており、老化の原因となる活性酸素も除去します。
ビタミンE(ユベラ)のサプリメントは当院でも取り扱っております。

美白
新陳代謝(ターンオーバー)の周期を整えることが、シミや色素沈着を改善するには必要なことです新陳代謝(ターンオーバー)を高めることで、メラニン色素をスムーズに排除しましょう。

✨ビタミンC誘導体
抗酸化作用が高く、メラニンの生成を抑制します。
さらに!肌の代謝を促進させ、すでに定着した色素を還元することも可能です。

✨プラセンタ
メラニンの働きを抑制しながら還元します。
細胞分裂を促す作用により色素を排出しやすくします。
プラセンタ注射やプラセンタサプリメントは当院でも取り扱っております。

✨トラネキサム酸
美容クリニックでは、シミや肝斑の治療に使われている美白成分です。新陳代謝(ターンオーバー)促進作用がある成分と一緒に使うと、さらに効き目があります。
肌に直接塗ることも効果はありますが、内服薬も内側からしっかりシミ対策ができるのでお勧めです。
トラネキサム酸は医師の処方が必要です。当院では、トラネキサム酸(トランサミン)の処方も実施しております。

✨レチノール
新陳代謝(ターンオーバー)を促進させます。
レチノールは、体内で皮膚の表皮の基底層に運ばれると、酵素によって代謝を受けてレチナールに変わり、最終的にレチノイン酸に変化します。このレチノイン酸が、角質の代謝を促すことで、お肌のターンオーバーを活性化させるのです。
レチノールも医師の処方が必要です。
当院ではレチノールの処方も実施しております。

保湿
しわ対策の基本は保湿です。これ以上しわをつくらせないためにも、保湿成分を取りいれて目元のうるおいをキープしましょう。
ワセリンや、セラミド配合がされているものが保湿力が高いです

✨エラスチン
水分を抱え込む性質をもつ成分です。皮膚に塗っても真皮層のエラスチンは増えませんが、表皮の水分をしっかり保つことができます。エラスチンはコラーゲン、ヒアルロン酸とともに皮膚の真皮にある繊維芽細胞によってつくられます。
​繊維芽細胞は新しい組織をつくるとともに古くなったものを分解し、ゆっくりと組織の新陳代謝を行っています。

✨プロテオグリカン
糖とタンパク質が結合した「糖たんぱく質」の一種で、優れた保水効果をもち、肌の保湿力がアップします

✨グリコシルトレハロース
トレハロースは乾燥した状態や低温でも、細胞の死滅を防止する役割があると言われています。
グリコシルトレハロースは、トレハロースの中でも保湿作用のある化粧品に多く含まれています。

抗酸化
皮膚のたるみと肌の酸化は深く関係しています。
抗酸化成分によって、肌弾力低下を根本的にケアすることも重要です。

✨グルタチオン
グルタチオンは、グルタミン酸、システイン、グリシンという3つのアミノ酸からなる成分です。
グルタチオンが大切なのは、活性酸素によるダメージから身体を守る抗酸化作用がある以外に、解毒作用があります。
解毒作用があるため、効率よく身体に溜まった老廃物(しみなどの原因になるものも含めて)を体の外へ出すことが出来ます
当院では、グルタチオンのサプリメントや、点滴を取り扱っております。下にリブログを載せておきますので、ご興味のある方は参照してください。

✨DMAE(ジメチルアミノエタノール)
たるみ改善の有効成分として最近注目を集めています。
筋肉の緊張を高める作用により、リフトアップ効果が期待できます。

✨EGF(ヒトオリゴペプチド-1)
細胞を活性化させる働きがあり、エイジングケアではおなじみの美容成分です。
たるみ以外にもシミや乾燥対策にも効果を発揮します。
当院ではEGF成分のたっぷり入ったEGFブーストを販売しております。
下に過去記事リブログを載せておくので、興味がある方はそちらご参照下さい。

✨コエンザイムQ10
強力な抗酸化作用をもつ成分です。過剰に増えた活性酸素の働きを和らげることで、肌老化の進行を食い止めます。

アイクリームの塗り方
眼周りは皮膚が薄く、とても繊細です。
力を入れすぎたり、誤った使い方をすると、皮膚や目に負担をかけてしまします。
その為、アイクリームを塗る際には、以下の事に気を付けて使用して下さい。

①使用するアイクリームの量はほんの少しでOK←たっぷりつけてしまうと、目の中に入ってしまう危険性もあります
➁必ず目尻から塗っていく
➂目尻から目の下を通ってそのままぐるりと目頭を通る
➃目頭からこめかみに向かって伸ばす
➄粘膜には決して塗らない

綿棒を使うと優しく丁寧に塗ることができるので、そちらもオススメです。
私は綿棒を使用するのが面倒なので手で塗っています。

有効成分をしっかりと把握し選ぶことにより、効果的に目元トラブルをアイクリームで解決することが出来ます。
化粧品全般にいえることですが
「塗るだけ」で得られる効果は多くはありません。
毎日の積み重ね、ケアをすることにより徐々に効果が表れてきます。

早く効果を得たい場合はアイクリームやその他化粧品ではなく、レーザーや手術などがおすすめです。

お悩みであれば当院医師にぜひ一度ご相談下さい。

如何でしたか?
アイクリームには様々な種類があるため、効果・成分別に記載していきました。

ご参考になれば幸いです。

ご予約に関して等、詳しくはお問合せ下さい🌻
☎0120-84-4199
✉info@drlius.net

記事監修医師プロフィール

サフォクリニック副院長/美容外科美容皮膚科医

白壁 聖亜

経歴

  • 2007帝京大学医学部 卒業
  • 2010湘南鎌倉総合病院形成美容外科勤務
  • 2019シロノクリニック非常勤勤務
  • 2020サフォクリニック理事就任
  • 2022サフォクリニック副院長就任

所属学会・資格

  • 日本形成外科学会専門医
  • 日本形成外科学会会員
  • 日本美容外科学会(JSAPS)会員
  • 国際美容外科学会(ISAPS)会員
  • 日本レーザー医学会会員

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