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なぜ術前検査は必要なのか

みなさま、こんにちは。ナースWです。

今回は、なぜ手術の前に検査をするのかについて記載していきます。

手術の前には安全に手術を実施するために確認しなければいけないことがたくさんあります。

一般的な外科手術ではなく、今回は当院のフェイスリフト手術前に実施する検査4つについて記載していきます。

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・血液検査

・心電図

・レントゲン

について詳しく記載していきます。

なぜ術前検査は必要なのか

基本的な血液一般検査に加え、感染症、心電図、胸部レントゲンなど必ず術前に行われる検査があります。

 

上記の検査をすることにより、手術を受ける患者の状態を把握し、起こり得る事態を予測・回避する方法を考える、また不測の事態に陥らないように事前に準備することもできます。

手術を安全にスムーズに進めるために検査は必要不可欠です。

血液検査

<血液検査一般検査・血算>
血液の基礎疾患のチェック、栄養状態、感染症、貧血、炎症反応、血液凝固の状態を確認します。

一般的な手術前検査だと輸血が必要になる事態を考慮し、血液型検査や、血液型のクロスマッチテストなどを行います。

当院では輸血を実施することは考慮していないため、血液型の検査は実施しておりません。

<感染症検査 HBV、HCV、HIV、梅毒>
医師および医療職員、他のお客さまへの安全のために必要な検査となります。

血液を介して感染をするために血液と接触する可能性がある職員の感染を防ぎ、職員を介して他のお客さまへの感染を防ぐために必ず行われます。

医療関係者は感染のリスクが高い、針刺し事故(採血や手術の際に起こりやすい)には十分な注意が必要とされています。

<HBV:B型肝炎ウイルス>
B型肝炎ウイルス(HBV)は、B型肝炎の原因となるウイルスです。

1964年にオーストラリア抗原として発見されました。

B型肝炎は、現在ではインターフェロン(IFN)製剤と核酸アナログ製剤を用いることで、肝疾患の進展を防ぐことが可能になってきています。

<HCV:C型肝炎ウイルス>
C型肝炎ウイルス(HCV)は、C型肝炎の原因となるウイルスです。

HCVに感染して、C型慢性肝炎(6ヵ月以上肝炎が続いている状態)になると、症状がなくても肝細胞の線維化はゆっくり進行し、肝硬変へと移行します。

肝がんが発症するリスクもあがりますので、肝硬変や肝がんに進展する前に感染がわかった場合は、速やかに治療を開始することが大切です。HCVは、血液や血液がまじった体液を介して感染します。

<HIV:ヒト免疫不全ウイルス>
HIVは、後天性免疫不全症候群:(Acquired immune deficiency syndrome, AIDS(エイズ))の原因となるウイルスです。
HIVが免疫細胞に感染し、免疫細胞を破壊して後天的に免疫不全を起こす疾患です。

感染症検査としてはB型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルス、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)、梅毒などです。

HIVの検査は、非常にデリケートな問題を含むために、検査に際しては検査承諾書が義務付けられています。

そして、検査結果もその取扱にはプライバシーの保護に十分配慮が求められるよう厚生労働省から指示されています。
陽性の場合には公共機関での検査・カウンセリングを受けられる施設があります。

梅毒検査

梅毒とはスピロヘータの1種である梅毒トレポネーマの感染症です。

第一感染経路は性行為で、性病とされていますが、妊娠中、出生時の母子感染による先天性梅毒もあります。

心電図検査

心臓の機能検査として心電図(安静時12誘導)があります。

自覚症状がない場合でも心電図に変化として現れることがあります。「痛み」という感覚も人によりその感じ方はさまざまです。

何となく、そう言えば…くらいの胸の重苦しさで、心筋梗塞の既往を示唆する波形がみられる、などあります。

不整脈にもさまざまな原因があり、治療対象とならないものから重篤な不整脈までさまざまです。

心電図検査は不整脈の発見や上記のような無痛性の心筋梗塞のような心臓の既往症の発見にもつながります。

隠された心疾患を事前に把握、予想することで事前にそのリスクを考えて対応することも可能となります。

身体にメスを入れるということは、お客さまの心と身体にとって大きなストレスになります。

どのような反応が起こり得る反応を予測するためにも、事前の検査は必須です。

その起こり得る生体反応を知るためにも術前の身体の状態をしっかりと把握するためにも、術前の生理機能検査は必要不可欠なのです。

【胸部レントゲン】

胸部レントゲン検査も必ず行われます。

当院のレントゲンは軟部組織の撮影も可能です。

一般的なレントゲンは、骨やボルトなどの金属を映します。

軟部組織が移ることにより、脂肪などの一般的なレントゲンでは見えない部分も見える優れものです✨

フェイスネックリフトでは顎回りの脂肪吸引も実施していくため、軟部組織が移るレントゲンで撮影することにより、脂肪の状態が分かるようになります。

以上、術前検査について記載致しました。

フェイスリフト手術前の術前検査であるため、ほかの手術の際にはレントゲンや心電図検査が必要ないことがあります。(目の手術など)
ご不明点はお問合せください。

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記事監修医師プロフィール

サフォクリニック副院長/美容外科美容皮膚科医

白壁 聖亜

経歴

  • 2007帝京大学医学部 卒業
  • 2010湘南鎌倉総合病院形成美容外科勤務
  • 2019シロノクリニック非常勤勤務
  • 2020サフォクリニック理事就任
  • 2022サフォクリニック副院長就任

所属学会・資格

  • 日本形成外科学会専門医
  • 日本形成外科学会会員
  • 日本美容外科学会(JSAPS)会員
  • 国際美容外科学会(ISAPS)会員
  • 日本レーザー医学会会員

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