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注射の種類

皆さまこんにちは。
ナースWです。

イヤイヤ受けている方も多い注射ですが、皆さま注射について意外と知らないことが多いのではないでしょうか?
例えば、注射の打つ部位がなぜ違うのか、ハンコ注射やインフルエンザの予防接種など、どうして形状が違うのか、etc
今回は普段何となく受けている注射に関して種類別に分類し記載していきます✨

【注射とは】
注射とは、検査や治療のため、針を使ってからだに薬物を注入する方法です。

注入された薬物は、リンパ管から毛細血管、静脈血管に入り、全身をめぐることで効果を発揮します。
注射といっても、部位や方法によって種類はさまざまです。

ここでは、普段の予防接種やその他検診など経験することの多い注射を中心に説明します。

【注射の種類】
・皮内注射
・皮下注射
・静脈内注射
・筋肉内注射
・その他
大まかに上記の5種類に分類されます。

【皮内注射】
皮膚のもっとも外側にある表皮と、その下の真皮のあいだに薬物を注入する注射です。
注射の中では効果があらわれるまでにもっとも時間がかかりますが、治療ではなく、特定の薬物に対する反応をチェックするのが目的です。

アトピー性皮膚炎や気管支喘息などのアレルギー検査でこの方法が用いられています。

【皮下注射】
皮膚と筋肉の層の間にある、脂肪がおもな皮下組織に薬物を注入する注射です。
皮内注射のつぎに効果があらわれるまでに時間がかかりますが、長続きするのが特徴です。

インフルエンザワクチンや水痘(みずぼうそう)ワクチン、日本脳炎ワクチンなど、予防接種の多くは、この方法が用いられています。

【静脈内注射】
静脈という血管の中に直接、薬物を注入する注射です。
素早く身体全体を巡るため、注射の中では最もはやく効果があらわれやすく、命にかかわる緊急事態などで用いられています。

点滴も静脈内注射の一つで、注射に比べたくさんの薬物や水分、栄養分を注入するのに適しています。

【筋肉内注射】
皮膚表面からもっとも深いところにある、筋肉に薬物を注入する注射です。
静脈内注射の次にはやく効果が表れ易く、刺激の強い薬物でも注入できるのが特徴です。

B型肝炎ウイルスなどの予防接種などは、この方法が用いられています。
紹介した注射の中では、一番痛みが伴います。
私もB型肝炎ウイルス予防接種にて筋肉注射を受けましたが、すごく痛かったです。

【その他】
・腰椎穿刺(ようついせんし)
・骨髄穿刺(こつずいせんし)

注射針を背骨の腰の部分にあたる骨(腰椎)に針を刺して、中にある髄液を採る「腰椎穿刺」や、
胸骨や腸骨に注射針を指して骨髄の一部を採取する「骨髄穿刺」のように、病院での検査や診断に利用される注射もあります。
腰椎穿刺はクモ膜下出血や髄膜炎など、骨髄穿刺は白血病や癌の転移など血液に関する病気の検査・診断のときに行われます。

以上が注射の主な種類です。
ほかにも糖尿病の治療で使用するインスリン注射など細かくありますが、今回は主要なもののみ紹介致しました🤗

次回は注射はなぜ痛いのか?について記載していきたいと思います✨
ナースWでした

記事監修医師プロフィール

サフォクリニック副院長/美容外科美容皮膚科医

白壁 聖亜

経歴

  • 2007帝京大学医学部 卒業
  • 2010湘南鎌倉総合病院形成美容外科勤務
  • 2019シロノクリニック非常勤勤務
  • 2020サフォクリニック理事就任
  • 2022サフォクリニック副院長就任

所属学会・資格

  • 日本形成外科学会専門医
  • 日本形成外科学会会員
  • 日本美容外科学会(JSAPS)会員
  • 国際美容外科学会(ISAPS)会員
  • 日本レーザー医学会会員

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