暑い日が続いてますね、皆様元気にお過ごしでしょうか?
本日は、女性の3人に1人が悩んでいると言われているクマについて書いていこうと思います。
クマがあると疲れて見えたり、老け顔に見られてしまいますよね、
お顔にとってマイナスの存在です。
クマとは何なのでしょうか…?
目の周りの解剖
眼球の周りはたくさんの毛細血管が通っており、目に栄養や酸素を送り込んでいます。
さらに、眼球は目を守るためのクッションの役割をする眼窩脂肪で覆われています。
それをまぶたが支えています。
まぶたの皮膚は非常に薄く、皮脂腺も少ないため乾燥しやすく、擦るなどの刺激によって色素沈着を起こしやすい部位です
3つのクマと原因
🌹茶クマ
目をこすってしまうことありませんか?
いわゆるシミと同じで、表皮にメラニンが沈着してしまった状態です。
普段の紫外線によるダメージにも目の下の皮膚は弱いのです。
目の下を引っ張ってみても色が変わらないのなら茶クマです。
茶クマの原因は色素沈着です
紫外線・乾燥・アトピー性皮膚炎などで肌へのダメージが積み重なると、目のまわりの皮膚にメラニン色素が沈着します。
ターンオーバーが乱れて角質が厚くなることで肌がくすみ、茶クマになることも。
目の擦りすぎ・化粧品による肌荒れ・アイメイクの落とし残しも色素沈着の原因です。
🌹黒クマ
上を向くと目立たなくなりますか?それは黒クマです。
黒クマの原因は加齢による皮膚のたるみです。
加齢により乾燥が進み、コラーゲンなどの美肌成分が少なくなり、皮膚の張りが失われた状態です。
加齢により目の下の眼窩脂肪を支えている筋肉が衰えると、肌の張りがなくなり眼窩脂肪が突出します
張りが無くなることで皮膚が内側に窪みます。
その窪みによって、黒い影が現れるのです
黒クマは、元々涙袋が大きい方や、顔立ちのはっきりした方に多いです。
🌹青クマ
目の下を引っ張ってみるとクマが目立たなくなりますか?
目の周りにはたくさんの毛細血管が通っていますが、その血液が滞り、目の周りの薄い皮膚から毛細血管が透けて、青っぽく見える血行不良などが原因のものです。
生活習慣の乱れ・睡眠不足・ストレス・目の疲れなどで血行不良となることが原因ですzzz
寒い時期や、女性は月経時期などでも、血液循環が乱れて青さが目立ってしまうことがあります。
最近はデスクワークで常にパソコンを使い続けたり、スマホやタブレットを手放せない生活ですよね、
クマを作ってしまう環境が身近にあるのです。
また、年齢を重ねると皮膚は徐々に薄くなり、脂肪の量も減少する為、血管がより透けて見えやすくなります
その為加齢とともに青クマが目立つようになったという方もいらっしゃいます。
クマを改善する方法⭐
💎経結膜脱脂術
下眼瞼脱脂術とも呼ばれ、膨らみの原因である眼窩脂肪を下まぶたの裏から取り出して減らす方法です。
切開するのは下まぶたの裏側のため、表に傷跡が残らず、メイクも翌日から可能です。
💎プレミアムPRP
自分の血液を採血し、遠心分離機にかけて血小板などを抽出後、目の下に注入します。
血小板には線維芽細胞を活性化しコラーゲンを増やす成長因子が含まれていて、これを目の下に注入することで肌が張りと潤いを取り戻し、クマを改善させる効果が期待できます。
💎レーザー治療
メラニンなど黒い色素に反応するQスイッチヤグレーザーを茶クマに照射します。
レーザーが表皮に働きかけることで古くなった角質が除去され、ターンオーバーが促進され、色素沈着による茶クマの改善へと繋がります🌸
💎ケミカルピーリング
肌表面の古い角質を取り除き、ターンオーバーを正常化することでメラニン色素の排出を促し、シミやくすみを改善します
このように様々な治療方法が御座いますので、当院ではご希望に合わせた治療が可能です💕
ご興味のある方は是非。
サフォクリニック副院長/美容外科美容皮膚科医
白壁 聖亜
当クリニックの診療は自由診療(保険適応外)となります。