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正しい洗顔の仕方とは?肌トラブルの原因ともなる菌についても解説

皆様こんにちは、サフォクリニックです。

みなさんは、洗顔をどのように行なっていますか?普段、整容動作として何気なくやっている洗顔の目的は汗・ほこり・角質などの汚れを落とすことです。

しかし肌に必要な皮脂や、肌の潤いを保つ細胞間脂質・天然保湿成分まで洗い流してしまうような過度な洗顔をしてる方も多いようです。

そこで、本日は正しい洗顔の仕方について改めて見直していきたいと思います。

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正しい洗顔の仕方とは

それでは、正しい洗顔の仕方について解説していきます。以下の手順で行います。

1.手を洗う

まず、洗顔料をよく泡立てるために、まず手についた雑菌や汚れを洗い落とします。

洗顔の基本は手を綺麗にする必要があります。

2.洗顔料をよく泡立てる

利き手とは逆の手の平を少し窪めて洗顔料を乗せ、利き手の指先3本で水を混ぜながらよく泡立てます。

苦手な方は泡立てネットを使ってみてください。

3.Tゾーンから優しく洗い始める

もちもちの泡が玉子1個分程の大きさに出来たら、Tゾーンや顎などの皮脂が多い部分からやさしく洗い始めます。

手と肌の間にクッションのように泡を乗せ、なるべく指が肌に触れないようにしましょう。

4.目元・クマさんゾーンくまは泡を乗せるだけで十分

乾燥しがちな目元や口元などは、泡を乗せるだけで十分です。

5.ぬるま湯(33℃~36℃くらい)で濯ぐ

洗顔料をぬるま湯で優しくすすぎ、洗顔料が肌に残らないようにしましょう。

6.清潔なタオルで顔を押さえる

清潔なタオルで顔を押さえるようにやさしく水分を取ります。

7.洗顔後はすぐに保湿

洗顔後の肌から水分が蒸発するときに、角質層の水分が奪われる過乾燥になりがちです。

3分以内に化粧水や乳液、クリームで十分に保湿をするように心がけましょう。

面倒くさい…1日くらいいか…なんて思わずに、正しい洗顔で肌トラブルを回避していきましょう。

正しい洗顔をするべき理由

皮脂、細胞間脂質、天然保湿成分は肌の水分保持に欠かせない要素です。

特に細胞間脂質と天然保湿成分は水分を抱え込みながら、角質細胞を層状に保つバリア機能の要です。

角質層の状態が整っていれば、肌は乾燥やアレルゲンなどから守られます。

そここで、その部分を洗い流してしまうなんてもったいないですよね。

次に、洗顔とクレンジングについての違いを解説します。

洗顔とクレンジングの違い

クレンジングとは、メイクなどの脂汚れ、主に油性の汚れや毛穴に詰まった汚れである角栓、黒ずみなどを落とすものです。

一方、洗顔は主に水性の汚れ、角質や余分な皮脂や汗、顔についたホコリなどを落とすものです。

両者は違っても、する必要はあります。

洗顔とクレンジングをする必要性

「クレンジングだけでも汚れは落ちているように見え、洗いあがりもさっぱりするので、洗顔なしでも良いのでは?」

と感じる人もいるかもしれません。

しかし、油性と水性という性質の異なる汚れを対象としているので、クレンジングと洗顔のダブル洗顔を行うことは重要です

薄いメイクや日焼け止めだけで過ごした日は、クレンジングをせずに洗顔だけで済ませてしまうという方も多いとは思われます。

しかしどんなに薄くてもメイク汚れはクレンジングでしか落ちないのです。

特に今の時期に欠かせない日焼け止めは、肌に塗り込むので汚れも毛穴にしっかりと埋めこまれています。

肌トラブルを防ぐためにはダブル洗顔が大切です。

顔にある菌の種類について

では、私たちの顔に存在する菌について解説します。

顔の常在菌

皮膚には数百億~1兆もの菌がいると言われ、顔だけでも80万もの常在菌がいると言われています。

数百もの種類があると言われ、それぞれ相互に関係し合いバランスを保って生存しています。

皮膚常在菌は顔の表皮にいるため、クレンジングや洗顔、美容液や化粧品の影響を受けます。

皮膚常在菌のバランスが崩れてしまうと問題が発生するのです。

善玉菌代表・表皮ブドウ球菌

空気を好む為、肌の表面に住み皮脂・汗をエサにして生きています。肌を健やかに維持する大切な菌です。

①肌を弱酸性に保つ

表皮ブドウ球菌は、皮脂を分解してグリセリン脂肪酸に分解します。
脂肪酸は酸性であり、表皮を弱酸性に保つ役割を果たします。

②肌の保湿

皮脂、汗と表皮ブドウ球菌が分解した成分が混じりあい、天然保湿因子を作り出し、表皮の潤いを保ちます。

③肌のバリア機能を保つ

弱酸性に保つことで、雑菌の生息や侵入を防いで、バリア機能を維持します。

感染症やアトピー性皮膚炎を引き起こす原因となる黄色ブドウ球菌を防御する抗菌ペプチドを産生します。

日和見菌代表・アクネ菌

ニキビの原因菌として有名ですが、過多にならなければ健康な皮脂膜を作る善玉菌として働きます。

アクネ菌は毛穴の奥や皮脂腺などにいて表皮ブドウ球菌と同様、皮脂を食べて脂肪酸とグリセリンに分解してくれます。

肌を弱酸性に保って守る働きをしています。

しかし皮脂が詰まると空気が遮断され皮脂が毛穴に増えるとアクネ菌は毛穴の中で過剰に増殖してしまいます。

アクネ菌が皮脂を大量に食べると脂肪酸が増えすぎてしまい、その刺激により毛穴が炎症しニキビの原因になります。

悪玉菌代表・黄色ブドウ球菌

感染症の起炎菌として有名ですが顔にも常在します。

皮膚常在菌のバランスが取れて肌が弱酸性のときは、問題になることはありません。

しかし、お肌の表面がアルカリ性に傾き、表皮ブドウ球菌が少なくなると黄色ブドウ球菌が大増殖します。

その結果、炎症や痒みを引き起こしてしまうことがあります。

さいごに

いかがだったでしょうか?

中には洗顔を面倒と考えられる方もおられると思います。

しかし洗顔は必要です。

その日の汚れはその日にリセットして毎日健やかに過ごしましょう。

当院で取り扱いのある商品をご紹介しておりますので合わせてご覧ください。

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記事監修医師プロフィール

サフォクリニック副院長/美容外科美容皮膚科医

白壁 聖亜

経歴

  • 2007帝京大学医学部 卒業
  • 2010湘南鎌倉総合病院形成美容外科勤務
  • 2019シロノクリニック非常勤勤務
  • 2020サフォクリニック理事就任
  • 2022サフォクリニック副院長就任

所属学会・資格

  • 日本形成外科学会専門医
  • 日本形成外科学会会員
  • 日本美容外科学会(JSAPS)会員
  • 国際美容外科学会(ISAPS)会員
  • 日本レーザー医学会会員

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