0120-786-734

営業時間/10:00~19:00(不定休)

En / Ch

脂肪溶解注射について

皆様こんにちは看護師Sです。
本日は脂肪溶解注射について投稿させていただきます。

「痩せたい」「二重顎をなくしたい」そんな時に有効とされている脂肪溶解注射💉
一体どのようなものなのでしょうか?

🌸脂肪溶解注射とは

脂肪溶解作用の薬剤を気になる部分に直接注入することで、その部位の脂肪細胞を破壊し、
脂肪を溶解して脂肪量を減少させていきます。

溶けた脂肪組織や薬剤は体内に蓄積せず、自然と体外へ排出されます。
通常のダイエットでは痩せにくい部分とされる顔、二の腕、腹部、太ももなどに効果があります。
施術時間も10~20分程度と非常に短く、短時間で高い痩身効果を得ることができるといわれています。

ダウンタイムも少ないというのが一つの特徴であり、通常の生活にすぐに戻れるという利点もあります。
身体にメスを一切入れない為、体への負担が少なく、自然な形で脂肪を落とすことができるのです。
また脂肪細胞に直接働きかける為リバウンドも起こりにくいと言われています。

比較的安全でリスクが低い痩身方法とされています。

🌸脂肪溶解注射の代表的な成分

①~フォスファチジルコリン~PPC
大豆に含有されている大豆レシチンから抽出したリン脂質を表しますが、
大豆レシチンは、脂肪を乳化させて溶かす働き、脂肪細胞を溶かす作用があります。
※大豆アレルギーの方は受けられません⚠️

本来この脂肪溶解注射の薬剤は、脂肪肝や高脂血症、動脈硬化症などの治療に用いられており、
細胞膜の構成成分で私たちの体内にも存在するものなので
安全性が高く、副作用も少ないと言われています。

血管をきれいにし、血行促進の働きがあるので、
溶けた脂肪や使用薬剤は血管から腸を通して排出され、体内に蓄積されることもありません。
またFDA(米国食品医薬品局)の認可を受けている安全性の高い薬品です。

PPCだけでは効果が不十分のため、
一般的に脂肪溶解注射には他の有効成分を配合している場合が多いのです。
脂質をエネルギーに変える働きを持つアミノ酸L-カルニチン、遊離脂肪酸の燃焼を促進させるαリポ酸などを配合します。

PPCは安定性が低いため、安定用の添加物を加えることが多いとされ、
この添加物が痛みを発生させる原因と言われているのです。

②~デオキシコール酸~DOC
人の胆汁の中に存在する胆汁酸で、食事の脂肪を分解する働きがあります。
近年FDAで脂肪分解効果が認められた新有効成分です。

脂肪細胞膜を破壊して中性脂肪を取り除き、脂肪細胞を壊死させる作用があります。
DOCの脂肪溶解作用は強い為、この成分の有無は脂肪減少に影響があるとされます。
PPCやBNLS(BN リポスカルプティング注射)に配合することで、脂肪溶解の効果が上がると言われています。

③~BNLS(BN リポスカルプティング注射)~
植物由来のメディカルハーブを主成分とし、さらに有効成分が加えられたものです。
この成分は安全性の高い天然由来成分で出来ており、
血液やリンパの循環を促進し、脂肪の分解肌を引き締めるなどの働きがある薬剤です。

有効成分として具体的には
・脂肪を分解し、エネルギーに変換するアミノ酸の一種であるチロシンやヒバマタ
・抗炎症作用を持つオキナグサやカラクサケマン
・血液の循環を促進し、浮腫を解消すると言われているペルシャグルミやセイヨウトチノキ

など

PPCやDOCに比べて副作用がないと注目を集めています。
※くるみアレルギーの方は受けられません⚠️

上記のように様々な種類の薬剤があります。
どのようなものを使用しているのか、予め把握してから施術を受けられることをおすすめ致します🤗

🌸内出血や痛みのリスク・副作用について
脂肪溶解注射は、脂肪吸引と比較してもリスクのかなり低い治療法と言えます。
とはいえ、内出血や腫れなどの副作用は起こり得ます。

注入時は極細の針の使用で痛みを軽減したり、
鈍針(刃先が鋭利でない針)を使用して血管を傷つけないよう、内出血の出現が最小限となるような施術がなされています。

脂肪溶解注射の直後、チリチリとした痛みと熱感が生じる場合がありますが数時間で治まります。
内出血や腫れが出現する可能性がありますが数日で消失します。
使用する薬剤の種類によって、腫れや痛みなどの副作用と効果にも違いがあると言われています。

日本はもちろん脂肪溶解注射で実績のあるヨーロッパなどで医療事故の例はなく、安全性も認められています。

🌸当院で使用しているBNLSneoについて
上記にて紹介したBNLSにデオキシコール酸を配合した新しい脂肪溶解注射です。

痩せたい箇所に注射するだけで、天然由来の9種類の有効成分が
脂肪溶解
肌の引き締め
リンパ循環促進
の3つの作用を引き起こし、
体に溜まっている老廃物と共に、溶解した脂肪を体外へ排出します。

◆脂肪溶解成分…デオキシコール酸、マンヌロン酸メチルシラノール
◆肌の引き締め成分…セイヨウトチノキ、ペアシアグルミ、アデノシン三リン酸、アデノシン三リン酸二ナトリウム
◆リンパ循環促進成分…チロシン、ヒバマタ抽出物、メチルプロパンジオール
※くるみアレルギーの方は受けられません⚠️

従来の脂肪溶解注射は効果が出るまで1ヶ月ほどかかりましたが、
BNLSneoは脂肪分解作用だけでなく、分解した脂肪や老廃物を素早く排出する成分が配合されたため、
2~3日と短い期間で効果を実感することが可能です。
1回の注入で効果は期待できますが、継続の施術を希望される場合1週間程度の間隔で施術を行うことが出来ます。
期待以上の効果を得るには同一部位に2~3回程度の施術がおすすめです。

こちらはBNLSneoの症例写真です。

頬のボリューム感がすっきりとしていて、顎が引き締まりシュッとした印象です。
注射だけでここまでの変化が得られるため、効率的な治療法と言えますね🎶

以上、脂肪溶解注射についてでした🤗
最後までお読みいただきありがとうございます。

記事監修医師プロフィール

サフォクリニック副院長/美容外科美容皮膚科医

白壁 聖亜

経歴

  • 2007帝京大学医学部 卒業
  • 2010湘南鎌倉総合病院形成美容外科勤務
  • 2019シロノクリニック非常勤勤務
  • 2020サフォクリニック理事就任
  • 2022サフォクリニック副院長就任

所属学会・資格

  • 日本形成外科学会専門医
  • 日本形成外科学会会員
  • 日本美容外科学会(JSAPS)会員
  • 国際美容外科学会(ISAPS)会員
  • 日本レーザー医学会会員

ご予約・ご相談はこちら

当クリニックの診療は自由診療(保険適応外)となります。