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目について②

皆様こんにちは看護師Sです。
本日も目についてお伝えしていきます✨

目頭切開について
蒙古ヒダを切開し目の幅のバランスを調整することで、大きな目元を作る手術です。
二重手術を併用することで、よりはっきりとした二重瞼を作ることも出来ます。

蒙古ヒダを切除し白目や涙丘を出すことで目と目の幅を整え、顔の印象を変えることが出来ます。
目頭切開法の術式はいくつか方法がありますが、今回はZ法とW型形成についてご説明していきます。

蒙古ヒダとは
上まぶたの内側から目頭にかけて覆いかぶさっている皮膚のことです。
目頭には涙丘という部分(ピンク色の粘膜部分)がありますが、この涙丘を覆っている皮膚が蒙古ヒダです。

蒙古ヒダがあることで目が小さく見えたり、目と目が離れて見えたり、平行型の二重になりにくいと言われていますが、
目周囲のたるみを予防してくれるという役割も担っています。

💎適応
蒙古ヒダが発達している方
目の幅を広くしたい方
平行型の二重を希望する方

~Z法・W形成法~

🎀Z法
三角の皮弁を入れ替えることで蒙古ヒダを解除する方法。

特徴
・皮膚を切り取らずに皮弁を入れ替えるだけなので、自然な仕上がりになりやすい
・眼輪筋までカットし、皮弁を入れ替えて蒙古ヒダを解除するため後戻りが無い
・皮膚を切除しないため、逆Z法などを行うことで元の状態に戻しやすい
・無駄なテンションが皮膚にかからず、肥厚性瘢痕やケロイドを作りにくい

🎀W形成法
目頭にW型の切れ目を入れ、凸型になった部分の皮膚を目頭の内側に折り込んで縫合する方法。

特徴
・華やかな目元になりたい方に向いている
・皮膚の切除を行う為、術前の状態に戻すことは難しい
・組織が戻ろうとする力を分散させるため後戻りを防ぎ、引き攣れを起こしにくい
・肥厚性瘢痕を作りやすい

【目頭切開+埋没法症例写真】

傷跡が目立たず、目の横幅が広がりました。

上眼瞼除皺術~眉下切開法について~

上まぶたのたるみ改善に最適な手術です。
眉下のラインに沿って切開するため傷跡が目立ちにくく、眉下切開・眉下リフトはここ10年程で一般的になってきた比較的新しい手術です。
眉下切開は傷跡や腫れも少なく自然な仕上がりとなる優れた方法です。

💎適応
加齢によりまぶたのたるみが気になる方
上まぶたが厚い方
二重のラインがたるみで見えなくなってしまった方

上まぶたのたるみの原因
加齢や紫外線、乾燥等により皮膚の弾力を保つコラーゲンやヒアルロン酸が減少し、重力に逆らえずたるみを生じます。
目元の脂肪が多い人は眼輪筋も衰え、眼窩脂肪も下垂する為たるみが生じます。

自然な仕上がりとなる方法
眉下に沿って切開する方法では、眉毛の毛根にダメージを与え、毛が生えてこなくなる場合があります。
そこで毛包斜切開により毛包を温存することで傷の中から眉毛を生やし傷を目立たなくします。

たるみの強い場合では切除量が不十分になり目頭の引き攣れや目尻側のドッグイヤー(縫合部の両端が山状に膨らむこと)
切開線の延長を引き起こしてしまう為、精密なデザイン測定と内側拡大切除を行うことが重要です。

また、眼輪筋を切除しつり上げ縫合し、同時にROOFを切除することで目元の腫れぼったさを改善しスッキリとした目元になります。
さらに眼窩脂肪が多くまぶたが厚い場合や、目尻外側の膨らみが強い場合には眼窩脂肪除去を行うことが効果的です。
当院ではリジェネラ真皮移植注入療法とPRP再生療法を併用し、
傷を早く改善し、肥厚性瘢痕を防ぐことでより満足度の高い仕上がりにすることが可能です。

【眉下切開法の症例写真】

上まぶたのたるみが非常にスッキリし、傷跡も目立ちません。

下眼瞼脱脂について

目の下の眼窩脂肪を下まぶたの裏から除去する手術です。
下まぶたの裏からアプローチする為、抜糸が無く傷跡の心配は必要ありません。

💎 適応
目の下の膨らみ、たるみをなくしたい
クマの改善
疲れた印象を改善したい

下まぶたのたるみ・クマが出来る原因

・眼球が下垂することによる眼窩脂肪の突出
眼球を支える靭帯が加齢ととも緩み、眼球が下垂することで眼窩脂肪が圧迫され
前方に突出し下まぶたの組織を押し出し膨らみが突出するため。

・下まぶたの皮膚や眼輪筋の緩み
下まぶたの皮膚、眼輪筋、眼輪隔膜などが緩むことで眼窩脂肪が突出するため。

・目の酷使
毎日パソコンやスマートフォンの画面を長時間見て瞬きの回数が減少すると目の筋肉が衰えやすく、目の下のたるみに繋がる。

経結膜法

下まぶたの眼窩脂肪は外側・中央・内側と3つのコンパートメントで構成されます。
下まぶたの裏側つまり結膜側を切開し、余分な脂肪を丁寧に取り除きます。

状態に合わせてバランスよく脂肪を取り出すことで術後の仕上がりに大きく影響します。
脂肪を取りすぎてしまうと、目の下にくぼみが出来たり老けた印象になりかねません。
また縫合はしない為抜糸がなく、傷跡も目立ちません。
皮膚を傷つけることなく、術後の腫れも少ない為ダウンタイムを気にされる方にもおすすめです。

以上、2日間に渡り目についてお伝え致しました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます💕

記事監修医師プロフィール

サフォクリニック副院長/美容外科美容皮膚科医

白壁 聖亜

経歴

  • 2007帝京大学医学部 卒業
  • 2010湘南鎌倉総合病院形成美容外科勤務
  • 2019シロノクリニック非常勤勤務
  • 2020サフォクリニック理事就任
  • 2022サフォクリニック副院長就任

所属学会・資格

  • 日本形成外科学会専門医
  • 日本形成外科学会会員
  • 日本美容外科学会(JSAPS)会員
  • 国際美容外科学会(ISAPS)会員
  • 日本レーザー医学会会員

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