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白壁征夫のフェイスリフト手術の歴史
1975年 美容外科の神様と言われたゴンザレス・ウロアの手術

「美容整形」と呼ばれ始めた当時のこの先端をいく父白壁武弥に習ったフェイスリフト手術の効果をもっと長く持続させたいと思った私は1975年、ハリウッドスターを顧客にかかえる、世界的に有名な形成外科の間で「美容外科の神様」と言われたメキシコのDrゴンザレス・ウロアの元でフェイスリフト手術の勉強をさせてもらうことにしました。

自家用ジェットでやってくるハリウッドスターを顧客に抱え、美容外科の神様と言われたDrゴンザレス・ウロアの元で勉強をするするために、メキシコ・シティーにあるゴンザレス・ウロアの病院ダリンデホスピタルを訪問しました

ゴンザレス夫妻と私

ここで私が目の当たりにしたあまりにも大胆なフェイスリフトの手術には腰が抜けるほどビックリしました

常時 世界中の美容外科医の先生が見学に来ているゴンザレスの手術室

私が習った皮膚を摘んでそれを持ち上げ耳の前で縫い合わせるフェイスリフト手術とは全く違い、顔の中で繋がっているのは目と鼻と口の周囲だけでその他の顔の皮膚は全て剥がす手術法には度肝を抜かされまるで異次元の世界に入り込んだかのような衝撃でした

ゴンザレスの皮膚剥離は上の点線の範囲で行われ目の下、鼻翼ぎりぎり法令線を超えて口角近くまで、そして首にまでその剥離が及ぶ広範囲な剥離です

彼の手術は手術時間4〜10時間、入院8日間
広範囲に皮膚を剥離するため 腫れが著名、血腫の後遺症、神経障害が起こることがあ ると説明がありましたが、彼の手術ではそれが起きるような合併症は無いとのことでした。

彼らの手術は早朝から始まり、終了は18時〜19時.その後外来診察を22時頃まで行うという実にタフな医者です

ゴンザレス・ウレアの技術は世界一なのに費用は欧米より安いというのが理由で、病院には世界中のセレブやお金持ちの患者様が来院していました。
この後殆ど毎年10月彼が主催する世界で最も有名な個人セミナー「ダリンデセミナー」に出席して最後の5年はアジア人の為の美容外科の講師として話をする機会を得ました。

1981年には大阪白壁美容外科で世界中の有名講師を集めて大阪ダリンデセミナーを開催しました

記事監修医師プロフィール

サフォクリニック副院長/美容外科美容皮膚科医

白壁 聖亜

経歴

  • 2007帝京大学医学部 卒業
  • 2010湘南鎌倉総合病院形成美容外科勤務
  • 2019シロノクリニック非常勤勤務
  • 2020サフォクリニック理事就任
  • 2022サフォクリニック副院長就任

所属学会・資格

  • 日本形成外科学会専門医
  • 日本形成外科学会会員
  • 日本美容外科学会(JSAPS)会員
  • 国際美容外科学会(ISAPS)会員
  • 日本レーザー医学会会員

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