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昨今のアメリカの中年女性美容外科患者と美容外科事情

コロナが世界中に広がり国際的にも美容外科学会が中止になり美容外科医は何をしているのか気になります。
特に米国、メキシコ、ブラジル、スペイン、イタリアなどの美容外科大国は大変です。

今まで、これらのどこかの国で月に1回は必ず大きな美容外科学会があったのですが、全て中止になりました。

そこで出てきたのがWebによる討論会です。
これが又すごい勢いで、学会が中止になった為、各々のクリニックが休診になった為に急に自由な時間が出来ました、
と言って外国旅行も出来ず自宅で時間をつぶしている高名な先生方が毎日のようにコロナについての話、患者に対する対応、コロナが落ち着いた後の美容医療への対応について世界中の先生とスカイプを使って討論してます。

私は美容医療こそ不要不急な医療と思ってましたが、この討論の中で。米国の中年女性の患者さんいわく 
「毎日テレワークで自分の顔を見せる機会が多くなったこと、又拡大してしっかりと顔をみられること」
がとても気になり早くいつもの美容医療クリニックに行って、きれいになりたい(注射の効果が切れたために)と訴える患者さんがとても多いそうです。

なるほどアイフォンの様な小さな画像なら気にならなくてもコンピューターの様な大きな画面に映れば女性は気になることが、沢山でてくるかもしれません。

したがってこの討論の中で美容外科医は大きな手術は必要ないが、注射やレーザーは始めても良いと話してました。

この時期に美容医療が不要不急と思っているのは男性だけかもしれませんね。

記事監修医師プロフィール

サフォクリニック副院長/美容外科美容皮膚科医

白壁 聖亜

経歴

  • 2007帝京大学医学部 卒業
  • 2010湘南鎌倉総合病院形成美容外科勤務
  • 2019シロノクリニック非常勤勤務
  • 2020サフォクリニック理事就任
  • 2022サフォクリニック副院長就任

所属学会・資格

  • 日本形成外科学会専門医
  • 日本形成外科学会会員
  • 日本美容外科学会(JSAPS)会員
  • 国際美容外科学会(ISAPS)会員
  • 日本レーザー医学会会員

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