一人はメキシコのゴンザレスウロア もう一人はブラジルのイボ ピタンギーでした。
1985年Mexico cityのDalinde Hospital 講習会に参加した時のMalio Gonzalez Uloa と奥様
2006年 Ivo Pitanguyが恵比寿サフォクリニックを訪問
そして、この二人を紹介してくれたのが米国の形成外科医の神様でカスタニャーレスでした。
1999年 米国美容外科学会でDr Casteanures
米国のみならず世界中のすべての形成外科医、美容外科医が彼の普段の質問に答えるときでも、最後に必ず「Sir]をつけていたのを聞き「これが英語の尊敬語」かと思ったほどの先生でした。
彼を紹介してくれたのはシンガポールのクーブーチャイ先生で開業医の、おそらくアジアで一番古い米国で認知された美容外科医だったと思います。
日本の有名な古い形成外科医、美容外科医は必ずシンガポールの彼のクリニックを訪れていました。
我々shirakabe brotherの世界進出は 彼とパリの国際形成外科学会で知り合ったのが始まりでした。
1975年 シンガポールのKu Boo Chai Clinicにて
実はメキシコのゴンザレスウロアとブラジルのピタンギーはどちらかというと犬猿の仲でしたが、米国の神様カスタニャーレスはメキシコに行けばゴンザレスの自宅に泊まり、ブラジルに行けばリオデジャネーロのピタンギーの自宅に泊まると言う、まさしく誰もが認める神様でした。
この両者の富豪ぶりは我々日本人には想像もつかないもので、私もフランス、カナダ、米国、イタリアなどの美容外科の先生のご自宅に招かれ泊めてもいただきましたがこの二人は全く別格の生活でした。
残念ながらゴンザレスは10年ほど前に亡くなり、ピタンギーも一昨年なくなりました。
次回はマリオ、ゴンザレスウロアが持っているメキシコのお城の中で行った彼のダリンデセミナーについてご紹介します。
サフォクリニック副院長/美容外科美容皮膚科医
白壁 聖亜
当クリニックの診療は自由診療(保険適応外)となります。