効果や痛み、ダウンタイムから考えるスレッドリフト（糸リフト）のメリット

スレッドリフト（糸リフト）は、年齢と共に下にさがってしまった皮下組織に向けて糸を埋め込み、引っ張り上げることでそれらを元の位置に戻します。

リフトアップ効果というより、リポジション（元の位置に戻す）効果という方が最適かもしれません。

しわやたるみに悩まされている方におすすめしたい施術です。

また、糸の周りにはコラーゲンなどの組織がつくられるため、肌のハリや潤いもアップします。

そうですね、-5歳ほどの若返りは期待できると思っています。

法令線や、口周りにたるみがある、頬骨の下がこけてしまっている、このような方に最適で、たるみの改善と共に頬骨の下に再びボリュームが戻ることでふっくらとした若々しいイメージになります。

スレッドリフト（糸リフト）は、当日に麻酔による一時的な顔面神経麻痺（口が開きにくい、目が閉じづらい）が生じますが、2時間ほどで改善します。

また、術後１週間ほど引き連れる感じや、場合によっては少し凹みを伴うことがあります。

しかし、手術の様な腫れや大きな引き連れは起こりにくいため、翌日からいつも通りの生活を送れるでしょう。

ただし、個人差はありますよ。

メイクや入浴は、翌日から行っていただいて構いません。

スレッドリフト（糸リフト）は、40分以下で施術を行うことができます。

リフトアップを目的とするほかの治療では少なくとも1時間半以上はかかるので、スレッドリフト（糸リフト）は比較的短い時間で終了できます。

しかし、術後2時間は麻酔の影響によって目の閉じづらさや、口の開けにくさなどがあります。

術後の予定はなるべく控えて頂いた方が良いかと思います。

スレッドリフト（糸リフト）で使う糸は「吸収糸」といって、自然に溶ける糸を使用しています。

ですので、抜糸のためにお時間をいただくということはありません。

施術後に改めて検診に来ていただく必要もありませんので、お忙しい方でも無理なくできる施術です。

スレッドリフト（糸リフト）は切開をしないこともあり、リフトアップを目的とした他の治療と比べて費用を抑えられます。

フェイスリフトの最も安いプランと比較すると、5分の1程度の価格で施術を受けることができます。

スレッドリフト（糸リフト）は、切らない施術です。

メスなどを使って切開をせずに、皮膚組織に針を使って小さな穴をあけて糸を埋め込みます。

ですので、顔に傷ができたりの心配は無用ですが、少し腫れる場合もありますが。

施術当日と翌日以降は腫れが治るケースが多いです。

痛みについては個人差もありますから一概には言えませんが、切開しないことや、低侵襲治療であることから多くの方が痛みをあまり感じていらっしゃいません。

痛みに弱いという場合には麻酔を調整することで大幅に改善することができます。

今回ご紹介したメリットは一般的なお話となるので、例外もあるということはご承知おきください。

また、年齢やお悩みによって適切な施術法は異なりますし、お悩みの内容や部位によっては他の施術の方がより高い効果を期待できる場合もあります。

まずは気になったらぜひ一度ご相談下さい。

一緒に最適な施術を考えていきましょう。