フェイスリフトを受けてみたいけれど何歳から受けられるのかと疑問を持たれる方も多くいらっしゃいます。
フェイスリフトは何歳からできるのか、ミア先生にお伺いしました。
フェイスリフトの推奨年齢
推奨年齢というものは特にありません。
年齢に関係なくたるみが気になったらフェイスリフトを受けて大丈夫ですが、今はハイフや糸リフトがあるので40代前半くらいまではフェイスリフトでなくても引き上げることはできます。
ですが、40代半ばからはおそらくハイフや糸リフトだけでは引き上げが難しくなります。
効果を考えると、40代半ばくらいからはフェイスリフトがオススメということですか?
そうですね。
一方で20代の方で韓国で美容医療を受け、エラ骨を削ったことによりz全体的にたるんでしまったため、フェイスリフトを受ける方も多いです。
一律何歳以上と言うよりかは、ご年代ごとに悩みがあると思うので、その方のお悩みに合わせて決めていただいた方が良いと思います。
なるほど、何歳からやってもいいのですね。
年齢ごとに分けていくと言うよりも、たるみの具合をみてどこまでアプローチするのかを決めています。
年齢で決めるということはあまりないですね。
フェイスリフト以外の施術で効果があれば、そちらの治療をしていけばよいという感じでしょうか?
別の施術で解消できる可能性がある場合はフェイスリフトでなくても良いと考えます。
ただ、40代半ばだと効果が他の施術では薄くなってしまいますね。
特にご高齢な方は、フェイスリフトでしっかりとリフトアップしたほうが高い効果が得られるといえます。
若い方でもヤングフェイスリフトであれば施術していただけます。
なるほど、とてもわかりやすいです。
年齢も気になるのですが、年齢以上にその方1人1人の肌の状態で違いはありますか?
おっしゃる通りです。
若くてもたるんでしまっている方もいれば、年齢をある程度重ねていてもたるんでいない方もいますよね。
お肌の状態は年齢だけで判断できません。
これは頬骨の出方によっても違いがあり、頬骨が出ている方が日本人には多いので、低い方はたるみやすいこともありますし、骨の形の問題もあります。
また、顎が短い方はネックリフトを希望される方が多いです。
若い世代のフェイスリフト
若くても悩みがあって施術を希望される方がいらっしゃるとのことですが、実際に受けられる方は何歳くらいからが多いのでしょうか?
フェイスリフトを受けられる方の年齢はどんどん若くなってきていますね。
以前はもっと上の方が受けられてたイメージですが、30代後半くらいの方が多くなった印象です。
なぜ、若い方も受けるようになったのでしょうか?
ハイフが出てきたので、気軽に試した後で、小顔になれる施術でより効果のあるフェイスリフトを選ばれるんだと思います。
あとは、日本人は顎が小さいので首周りのラインがたるみやすいのですが、そこの改善でこられる方が多いですね。
なるほど、ちなみに20代の方はどんな理由でスレッドリフトを受けるのでしょう?
大体韓国で美容医療の施術をされ、骨を切っている方が多いです。
頬の骨を切って支えがなくなってしまうとやはり皮膚はたるみます。
もちろん、施術前にはたるむと説明は受けているようですが、たるんだらフェイスリフトをすればいいやと思っている方もいらっしゃいます。
確かに今は特に小顔=かわいいと思ってしまう傾向にあるからでしょうか。
スマホのアプリでも小顔機能とありますよね。
スマホのアプリで顔の修正ができるようになってきて、目を大きくしたり顔を小さくしたりすると、実際に会ったときのギャップが出てきてしまいますよね。
最近若い方が施術を受けられるのはその影響があるのではないかと考えています。
スマホのアプリが美容医療にも影響をしているのですね。
施術を受ける具体的な年齢などが分かり、勉強になりました。
本日はありがとうございました。
記事監修医師プロフィール
サフォクリニック副院長/美容外科美容皮膚科医
白壁 聖亜
経歴
- 2007帝京大学医学部 卒業
- 2010湘南鎌倉総合病院形成美容外科勤務
- 2019シロノクリニック非常勤勤務
- 2020サフォクリニック理事就任
- 2022サフォクリニック副院長就任
所属学会・資格
- 日本形成外科学会専門医
- 日本形成外科学会会員
- 日本美容外科学会(JSAPS)会員
- 国際美容外科学会(ISAPS)会員
- 日本レーザー医学会会員
フェイスリフトは何歳から受けられますか?