以前ブログに掲載したフェイスリフトについて、より詳しいことを記載していきます。
フェイスリフトには、デザインが数種類あり、デザインによって切開線が変わります。
・トータルリフト
・フェイス&ネックリフト
・フェイスリフト
・ネックリフト
・ウィークエンドリフト
・ヤングフェイスリフト
フェイス&ネックリフトは以前記載したフェイスリフトの記事にて紹介しております。
今回は、比較的ダウンタイムの少ない
・ウィークエンドリフト
・ヤングフェイスリフト
を紹介していきます。
✨ウィークエンドリフト
腫れが少なく週末のオペで可能なフェイスリフトです。
ウィークエンドリフトはフェイスリフトのイメージを変える、30~40代を対象にした施術です。
近年はメスを使わない美容医療(糸リフト、ヒアルロン酸注入、ボトックスなど)がもてはやされてきましたが
弛み(たるみ)の改善には、やはり手術が効果的です。
フェイスリフト手術は痛みや腫れ、長いダウンタイムがあるのではと敬遠されがちですが
サフォクリニックは患者さまの悩みや負担を解消すべく、最先端の技術で新しい手術法を開発・提供して参りました。
数10年前、日本のフェイスリフト手術はたるんだ皮膚を切り取るだけの簡単なものでした。
腫れも少なく比較的手軽に行なわれていましたが、日本人は皮膚が厚く重いので1ヶ月もすると元に戻ることがほとんどでした。
その後、海外の美容外科医の手術を見学する機会も増え、西洋人と日本人の形態的、骨格的違いの研究も重ね、白壁式フェイスリフトを開発しました。
これは皮膚を広範囲に剥離せず、SMASという皮下組織(筋膜)を引き上げることで皮膚に負担をかけずリフトアップする
「SMAS法」で、今や世界中で行われています。
その後2009年には「腫れないフェイスリフト」の開発で日本美容外科学会の最優秀賞を受賞しました。
「ウィークエンドリフト」は出血が少なくダウンタイムが極めて短いという手術です。
たるみが気になり始めた30~40代の方々にも適した治療法と考えております。
【症例写真~切開線~】
手術前
抜糸前
手術1か月後
もっともっと腫れを目立たせたくない、早く回復したい!
という方には、手術と併用し、腫れ止めのサプリや医療マシンを使用することをお勧めします。
格段にダウンタイムを押さえることができます。
【手術と併用をお勧めする商品+施術】
・ヒーライト(LEDライト):メディカルLEDによりマクロファージを活性化させ、腫れを早く改善することが可能
・シンエック:手術前から内服することにより腫れを押さえることができます。
・術後ハイパートリートメント:手術の後に実施。熱を加えることにより血流促進などの効果があり、腫れの解消、手術後の硬直改善にお勧めです。
他にも、漢方や点滴など様々な術後ケアを用意しております。
✨ヤングフェイスリフト
ダウンタイムが少なく確実に顔下1/3をリフトアップ
フェイスリフトの手術を35年もの歳月に渡り研究し続けた症例数は2万例近くも行ってきたサフォクリニックが傷を出来るだけ短く
ダウンタイムなく確実に顔下1/3をリフトアップさせるために考案されたのがヤングフェイスリフトです。
その方法は、耳前部や首のSMAS[スマス](皮膚の下にある表在性筋膜)を確実に引き上げるため、
手術直後から四角い顔がシャープな顔になります。
手術は局所麻酔で行え、手術時間は1時間~1時間半程度です。
傷は、全て耳のラインに沿ってあるため手術直後でもほとんど目立たなく髪の毛で隠れます。
手術当日の包帯はありませんが、両方の頬と耳の間に小さなスポンジが付きます。
髪の毛で隠していただければ全く分かりません。
耳珠から耳たぶの裏までの切開線でここから下方向に広頸筋に向かって剥離します。
耳珠から耳たぶ前方のSMASを三角形に切開して耳の前のSMASは縫縮し
三角形のSMASは広頸筋を含めて耳の後ろに回転して首を引き上げます。
この方法はDr.白壁が 1986年に米国の学会で受賞したフェイスリフト法を応用したものです。
腫れも少なく 切開線も少ないけれども顔下三分の一には効果的です。
【こんな方におススメ】
・20代後半~40代前半でフェイスリフトはまだ早いけど顎のたるみが気になる方
・フェイスリフト後、数年経過してのメンテナンスをしたい方
・リフトアップのレーザーで効果が実感されない方
・糸で引き上げる手術では、すぐに戻ってしまう方
・ダウンタイムなく周りに知られないようにリフトアップしたい方
・ダイエットによる顎下1/3のたるみが気になる方
・咬筋(小顔)BOTOXや歯の治療をして下顎部がたるんでしまった方
どのフェイスリフトが自分に合っているのかわからない
ミニリフト、ミディアムリフト、フルフェイスリフトでは、切開する範囲と、効果のある範囲が異なります。
たるみの状態や範囲、お悩みなどをウォルタースコットブラウン賞を受賞したDr.白壁が丁寧にカウンセリングしたうえで、施術を決定します。
個人差はありますが、年齢や顔のたるみ具合、ダウンタイムをどの程度に抑えたいかにより、手術方式は異なってきます。
医師としっかりとカウンセリングをし、決定するとよいと思います。
今回は比較的ダウンタイムの少ないフェイスリフトについて紹介していきました。
一言にフェイスリフトといっても、さまざまな種類があるのを知って頂けたのなら幸いです🤗
サフォクリニック副院長/美容外科美容皮膚科医
白壁 聖亜
当クリニックの診療は自由診療(保険適応外)となります。